[Japanese/English]

2011年7月4日月曜日

アメリカ東海岸で研究すること

今回はワシントンDC、プロビデンス、ニューヨークといった米国東海岸の日本人ポスドク研究者3人に会い、アメリカでの研究の様子を聞いてきました。

3人とも非常に優秀なポスドク研究者で、お会いしてはなしをうかがっただけでも、彼らの研究者としての意識の高さが伝わってきました。

3人とも違う場所、環境で研究しているので、意見はさまざまでした。お話を伺ってはじめて、米国にもいろいろな研究スタイル、研究者の生き方があるのだなぁ、と実感しました。

私はこれまで、米国の研究はとても競争的で研究所の人の異動が多い慌ただしい世界で、内容も臨床医学に結びつく生物学という、どの意味でも世知辛いステレオタイプのイメージをもってました。

しかし、実際にはそういうところも、そうでないところもあるという話を、そのそれぞれで働く研究者から直接聞いたことで、私のアメリカ東海岸のイメージはかなり変わりました。
あまり詳しく書くと各人に差し障りがあるといけませんからこの程度の書き方で勘弁してください。

誰しも行ったことのない所はちょっと敷居が高いものです。実際に訪問して話を聞けば、自分がそこで研究する具体的なイメージができると思います。

海外で研究してみたいけど自分には無理なのでは?と思っている大学院生は、何をモラトリアムなことを言っているのだ、無鉄砲に飛び込んでしまえ、と言いたいです。そしてこれは自分の独立ポジション探しにも言えることです。米国東海岸も考えてみることにしました。

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