イタリアのトレントで5月におこなった共同研究者との会合。
Rafael, Attilaの各ラボメンバーと遠足に行きました。
行き先はトレント郊外のワイナリー(ワイン工場)とガルダ湖(Lago di Garda)です。この地方は北イタリア屈指の湖水リゾート地で、そりゃもう景色が美しいわけです。ワイナリーではワインテイスティング(7,8種類)しかも各銘柄を1−2杯ぶんくらいは飲めるということで、とても楽しいひとときを過ごしました。
おみやげには地元のワインと、あとテイスティングで飲んだスパークリングワインがとてもおいしかったのでそれを買いました。
写真はワイナリー、写真前方の中央には共同研究者のRafael(英国ケンブリッジ大学ガードン研究所)です。私とRafaelは写真撮りまくってました。顕微鏡好きは写真を撮るのが好きなんだ、と思います(?)。
ワインと皿いっぱいに出されたチーズ、ハムを食いながら(テイスティングというよりは完全に軽食ですね、さすがイタリア)酵母の極性成長について語る、、、ことはありませんでした。何を話したか忘れてしまいましたが、各国の死刑制度の有無について話したことだけは覚えています。全然関係ないですけど。
その後、下の写真のガルダ湖です。ここは本当に湖水リゾートでして、皆が言うには、トレントの北方に位置するオーストリアと、イタリアの双方の文化のいいところがうまく融合した美しい地域だとのことです。
ここで巨大なアイスクリーム・パフェを皆(ひとり一個)食べて、夕方には研究所に戻り、そこでまた会議です。これだけ遊んだ後でも皆気持ちはすぐに切り替わり、会議はかなり白熱して、夜遅くまで議論しました。これはどの日もそうで、ある日には夜1時まで飲み食いしながら今後の展望、課題など話し合いました。こういうことをやってもストレスなく楽しくいられるのが欧州なんですよね。時差がある私にはその意味できつかったですけど。
そして、次回のHuman Frontier共同研究者ミーティングは、今年の11月に、東京でおこなうことになりました。今度は訪問する側ではなくて、皆を呼ぶ側です。外国人のお客様(10人程度の団体)をどこに連れて行けばいいだろうか、考えているところです。そこでまたみっちりと会議したあとは、土曜か日曜に出かける遠足を企画中です。彼らの東京のイメージは、やはり秋葉原という意見が目立ちました。ということで、風光明媚なイタリア湖水地方ツアーの次は、東京で秋葉原ツアーというのも、Human Frontier Science Program国際共同研究ならではのコミュニケーション方法ですね。
全然微小管と関係ないですが、もう1,2回ほどイタリアの旅行記?を書いて、順番でいくと次は5月下旬の大阪の細胞生物学会のことを書きます。
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