さて、イタリア訪問が5月のゴールデンウィークだったのですが、下旬には大阪での細胞生物学会に参加してきました。
わたしは大学院生の頃から日本分子生物学会には参加していたのですが、当時は細胞生物の分野の研究をしていなかったし、その後は海外で研究していたので、当時は縁がない学会でした。
そして日本に帰国した後、2年前から私はこの学会に参加するようになりました。学習院大学の馬渕一誠先生から是非入会してみてはどうかとアドバイスをいただき、それを機に参加するようになりました。
馬渕先生に誘われるがままに参加した日本細胞生物学会ですが、今はすごく気に入ってしまいました。
個人的に思う良い点は、
(1)参加者は皆、細胞生物学が好きである
(2)細胞生物学にフォーカスしており、発表の質が高い
(3)全体の参加者人数が多くないが、皆スペシャリストなので濃く深い議論ができる
というところですね。参加人数が多くはないので、学会運営上で大変なことも多いかもしれませんが、会場で研究者同士がコミュニケーションとりやすい、絶妙な良い距離感を生み出していると思います。新参者の私としては、日本細胞生物学会を大いに楽しんでおり、運営して下さる方々に感謝したいです。大学院生の方々も細胞生物の分野に関わるのであれば、是非この質の高い学会に参加してみるとよいのではないか、と思います。
来年は2011年6月27-29日、北海道大学で開催されます。
まだまだ先の話ですが、楽しみです。
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