震災の影響で普段にもまして更新が滞ってしまいました。
12月には特に1年を振り返らなかったので、この3月には、今年度のことを振り返ってみました。反省すべきポイントもあり、良かったポイントもありました。
HFSPとJSTにお世話になっている謝辞の意味も込めて、平成22年度のこの2つのプロジェクトについて少しまとめてみました。
HFSP共同研究としては、
5月はトレントで全員で顔合わせし、初めての会議。わたしは共同研究における遺伝学担当で、いろいろな株を作りました。蛍光タンパク質を酵母内で発現させる株がメインですが、改良に次ぐ改良で、なかなかうまく作れないときもありました。それでも今は研究員のかたの尽力でかなり進んできたと思います。自分一人ではここまで出来ません。「研究は一人でやるものではない」ということを、研究員さんの活躍をみるたびに、また海外の共同研究者との会議のたびに実感します。6月には、ケンブリッジ大学を訪問。11月にはインドのKeralaで開催されたHFSP meetingに参加。そして、11月下旬には東京で会議を開きました。トレントとケンブリッジから皆集合し、夜遅くまで会議、会議、、、。最後は東京観光でしめくくりました。うまくおもてなしできたでしょうか? 主催者側としていちばん大変だったのは食事でしたね。外国人の好みとか食制限があるので。そこは海外に住んでいたときの経験でなんとかクリアできました。楽しかったですね。またやりたい、また皆に日本に来てもらって、会議と余興で楽しみたいと思いました。久しぶりに欧州スタイルの研究を思い出すことが出来ました。
JSTさきがけ研究としては、
JSTの事務の方から研究者の仲間に至るまでお世話になりました。とても有意義な1年でした。領域会議は9月に神戸、12月に東京・本郷で行いました。9月の領域会議では理研CDBの見学もありました。CDBに行くのは初めてではないですが、今回は笹井先生による見学ツアーでした。行くたびに理研CDBのサイエンスに関する底力のすごさを見せつけられます。同じライフサイエンスを研究しているのに、まったく違う研究スタイルなので驚かされます。研究の中身が違うのは十人十色ですから当たり前ですが、なんかもう戦略というか、研究のスケールというか、思想そのものが完全に違う世界。個人レベルの研究ではなく、国家レベルというか。本当にすごいなと思いました。iPS細胞もそうですが、国家レベルで特定の研究分野をサポートすることの必要性が強まってきていると言われています。サポートというよりも、積極的な推進が。ただし、これには賛否両論あるところだと思います。12月の領域会議では白金台の東大医科研を見学しました。所内の正門近くに博物館コーナーがあり、野口英世が勤務していたこともあるという、歴史的資料を誰もが見ることが出来ます。1995年に私が大学院入試説明会のため初めて医科研を訪れたときとは白金台・医科研の雰囲気もだいぶ変わりました。肝心の領域会議では、領域総括の中西重忠先生から激励のお言葉をいただいたことは本当に励みになりました。今年度もっとも影響の大きいお言葉でした。中西先生はいつも「研究の世界がこれから将来どうあるべきか」を熱く語ってくださるのがとても印象的です。微小管の細胞周期における形態変化、ぜひライフワークにしたいところです。
明日から新年度です。
山本研究室にももうすぐ新4年生が研究室配属されます。
どの研究室に配属されるとしても、じっくりと年間通して実験、研究するというのはこれが初めてのことで、とまどいも大きいことでしょう。急ぐ必要はなく、着実に基礎を固めて欲しいと思います。
Masamistu Satoによる微小管研究の過去、現在と未来について話す、というのは大げさで、単に日常的に思いついたことを忘れないようにメモしていくつもりです。
2011年1月4日火曜日
本年もどうかよろしく
2011年もどうかよろしくお願いいたします。
今年はもう少し研究のこと、微小管のことを書きたいと思っています。できるだけ正確に、あるいはバランス良く書こうと思うと、完璧をめざすあまり更新が遅くなったり、満足いくものが書けずに更新しないことが多くなりがちです。そうなっては価値も薄れるので、とりあえず内容の至らなさを恐れずに、できるたけ更新していくことにします。
まずは、1/11〜13に石川県で開催される「染色体ワークショップ」に参加します。今年はなんと言っても柳田充弘先生の特別講演があり、楽しみです。
2010年8月3日火曜日
東大オープンキャンパスは明日です
明日、8月4日は東京大学のオープンキャンパスです。
http://www.u-tokyo.ac.jp/event/opencampus2010/index_j.html
私が所属している理学部もオープンキャンパスで皆様のご来場をお待ちしております。
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/event/open-campus/2010/
特に、高校生や駒場生のかたが対象みたいですが、その他の一般の方も大歓迎です。
東大のオープンキャンパスは基本的には事前登録制なのですが、今たまたまこれを見て知ったあなたも、理学部のオープンキャンパスなら事前の申し込みは不要です。もちろん無料ですから、是非来てみてください。
理学部では各学科ごとにブースが分かれています。私が所属している理学部生物化学科のコーナーもあります。各研究室の研究内容を、学生のかたがたが紹介していきます。
研究内容のこと、大学生活のこと、受験のお悩み相談、なんでもOKです。私も過去にオープンキャンパス委員をやりましたが、受験相談を受けました。。
http://www.u-tokyo.ac.jp/event/opencampus2010/index_j.html
私が所属している理学部もオープンキャンパスで皆様のご来場をお待ちしております。
http://www.s.u-tokyo.ac.jp/event/open-campus/2010/
特に、高校生や駒場生のかたが対象みたいですが、その他の一般の方も大歓迎です。
東大のオープンキャンパスは基本的には事前登録制なのですが、今たまたまこれを見て知ったあなたも、理学部のオープンキャンパスなら事前の申し込みは不要です。もちろん無料ですから、是非来てみてください。
理学部では各学科ごとにブースが分かれています。私が所属している理学部生物化学科のコーナーもあります。各研究室の研究内容を、学生のかたがたが紹介していきます。
研究内容のこと、大学生活のこと、受験のお悩み相談、なんでもOKです。私も過去にオープンキャンパス委員をやりましたが、受験相談を受けました。。
夏休みということで再開
いろいろあって更新できない日々が続きましたが、高校生大学生が夏休みに入ったということで再開しようかと思います。
微小管ブログ、どうかよろしくお願い致します。
と同時に、ご意見、ご感想、ご要望、ご批判などございましたら、右に書いてある連絡先までメールを送って下さいませ。ブログ内でお名前公表とかしませんからご安心下さい。匿名でも全然問題ありません。
当ブログは基本的には、まだ研究とか考えたことがないような高校生から、そろそろ進路を決めなればならない大学の教養学部生、そのあたりの若い学生さんに読んでいただけるといいのではないか、、と思っています。私自身に専門的知識がないので(苦笑)、大学院生や研究員の方々には物足りないかとおもいますが、どうか本ブログの趣旨をご理解いただけたらありがたく思います。
とりあえず、近況報告や今後の予定などから書いて、次第に微小管の話にシフトしていこうかと思います。
微小管ブログ、どうかよろしくお願い致します。
と同時に、ご意見、ご感想、ご要望、ご批判などございましたら、右に書いてある連絡先までメールを送って下さいませ。ブログ内でお名前公表とかしませんからご安心下さい。匿名でも全然問題ありません。
当ブログは基本的には、まだ研究とか考えたことがないような高校生から、そろそろ進路を決めなればならない大学の教養学部生、そのあたりの若い学生さんに読んでいただけるといいのではないか、、と思っています。私自身に専門的知識がないので(苦笑)、大学院生や研究員の方々には物足りないかとおもいますが、どうか本ブログの趣旨をご理解いただけたらありがたく思います。
とりあえず、近況報告や今後の予定などから書いて、次第に微小管の話にシフトしていこうかと思います。
2010年4月14日水曜日
英語サイトについて
いろいろな状況を考慮してみたところ、当ブログ(の内容を)どうも英語でも公開したほうがいいのではないか、と考えるに至りました。
英語を日本語と同じサイトにまぜて書くと少し混乱する気がしたので、書くなら別の英語専用サイトを作ろうと思います。これまでに公開した部分のなかで重要な部分を英訳するつもりで、その手間もかかりますが、なんとかやってみようといったところです。
英語が上手ではないのはもともと気にしてません。もちろん、上手なほうがいいに決まってます。日々上達させるようにはしてます。でも下手である場合、書かないほうがいいのか、下手でもいいから書くほうがいいのか。今回は後者を選びたいと思います。スポーツ選手が(例えばサッカーやメジャーリーグなどで)海外の球団に入団するときに、入団記者会見の挨拶を日本語でやるべきではない、という話があります。簡単な挨拶だけでも、覚え立ての棒読みでも、間違っていても発音が下手でもいい。その考えを勝手に応用して、下手でもいいから書くことにします。読むnative speakersにとっては苦痛かもしれませんけどね。
しばらく英語サイトを立ち上げる決心をするのに時間がかかるかもしれませんが、ぼちぼち始めようと思います。こちらの日本語は今まで通りです。
英語を日本語と同じサイトにまぜて書くと少し混乱する気がしたので、書くなら別の英語専用サイトを作ろうと思います。これまでに公開した部分のなかで重要な部分を英訳するつもりで、その手間もかかりますが、なんとかやってみようといったところです。
英語が上手ではないのはもともと気にしてません。もちろん、上手なほうがいいに決まってます。日々上達させるようにはしてます。でも下手である場合、書かないほうがいいのか、下手でもいいから書くほうがいいのか。今回は後者を選びたいと思います。スポーツ選手が(例えばサッカーやメジャーリーグなどで)海外の球団に入団するときに、入団記者会見の挨拶を日本語でやるべきではない、という話があります。簡単な挨拶だけでも、覚え立ての棒読みでも、間違っていても発音が下手でもいい。その考えを勝手に応用して、下手でもいいから書くことにします。読むnative speakersにとっては苦痛かもしれませんけどね。
しばらく英語サイトを立ち上げる決心をするのに時間がかかるかもしれませんが、ぼちぼち始めようと思います。こちらの日本語は今まで通りです。
2010年4月1日木曜日
新学期なので
いよいよ今日から新学期ですね。学生のかたはまだ春休みモードかもしれませんが、このサイトについてもう一度ごあいさつしておきます。
われわれのグループでは、分裂酵母という生き物を用いて、細胞のなかで微小管が担う役割を明らかにするために研究をしています。
このサイトは、われわれは何が知りたいのか? その背景にはどんなことがあるのか? どんなことをやっているのか?を多くのかたに理解していただくことを目的としています。
そのため、いきなり専門的な内容には飛び込まずに、できるだけ分野外の大学院生や、まだ研究をしていない大学の学部生、あるいは高校生にも理解してもらえることを前提として書いています。
今のところ、私が研究している分野の背景を大ざっぱに、ひととおり眺めているところです。細胞周期と微小管の関係、減数分裂と微小管の関係、細胞極性と微小管の関係、こういった柱があるわけですが。
私にこのまま書き続けられるだけの時間と力があれば、今後できるだけ専門的な内容や、具体的な実験の中身についても触れることができると思います。
2010年1月2日土曜日
twitterについて
今年もよろしくお願いします。
さて、念願のtwitterもアカウントとってこのページにリンクさせました。
アカウントは masamitsu_sato です。
まだ始めたばかりでread onlyですが、twitterのほうは日本語・英語両方でやっていくということでこっちのblogと差別化していこうと思います。
さて、念願のtwitterもアカウントとってこのページにリンクさせました。
アカウントは masamitsu_sato です。
まだ始めたばかりでread onlyですが、twitterのほうは日本語・英語両方でやっていくということでこっちのblogと差別化していこうと思います。
2009年12月30日水曜日
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